03 / 乗り換え
CRMを乗り換える前にデータと手順を確認する
顧客データの件数だけでは、移行に必要な作業は分かりません。案件との関連、担当者、活動履歴、添付ファイルも含めて、残したい情報を先に確認しましょう。
1. 解約前に書き出せるデータを確認する
顧客、会社、案件、活動、メモ、添付ファイル、カスタム項目を一覧にします。管理者に書き出しの権限があるかを確認してください。全件を書き出せるのか、絞り込んだデータだけなのかも確認します。Pipedriveでは権限とデータの表示範囲がエクスポートに影響し、活動・メモ・ファイルは別々の書き出しが必要です。Google Drive上のファイルがグローバルエクスポートに含まれない点にも注意します。Pipedriveの公式エクスポート手順
2. 項目の対応表と重複時の扱いを決める
移行元の列名、移行先の項目名、型、必須かどうか、変換方法を並べます。日付・通貨・担当者名・選択肢の表記揺れをそろえ、会社と連絡先、案件との関連を維持する識別子を確認しましょう。HubSpotの公式説明では、レコードの更新や重複回避に固有IDを使います。顧客名が同じだけで、同じレコードと判断しないことが大切です。HubSpotのインポートの考え方
3. 少量のデータで移行を試す
代表的なデータを少量取り込み、件数が合うかを確認します。関連付け、担当者、選択肢、日付が正しく移ったか、文字化けがないかも確認しましょう。Pipedriveの公式インポートガイドでは、スプレッドシートの列とフィールドを対応付けて取り込みます。重複時の扱い、失敗した行の確認、取り消しが可能な条件も事前に読みましょう。Pipedriveの公式インポート手順
4. 切り替え日と旧システムを終了する条件を決める
- 移行直前のバックアップを保存し、更新を止める時間帯を決める
- テスト移行後に増えたデータを、いつ・誰が再反映するか決める
- 入力先を一本化し、並行運用中の二重登録を防ぐ
- 主要な集計、関連付け、アクセス権を確認してから通常運用に移る
- 必要なデータを取り出せたことと保管先を確認し、解約期限・残額を照合する
併用期間にも費用がかかります
旧CRMへの支払いが続く月数を、総費用ツールの「旧システムの併用期間」に入力します。年契約の残額や外注移行費がある場合は、二重計上にならないよう見積もりを分けて整理してください。
ここでは、移行前に確認する基本的な手順を紹介しています。実際の項目・移行可能範囲・権限は、契約中のプランと各社の最新手順を優先してください。
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